【イベント情報】2018年7月28日に廣瀬芽里さんによる「ドミニカ共和国の聴覚障害者たちの自立、人権」に関したお話が聞けます。

東京で、廣瀬芽里さんの講演があります。

彼女は、ろう者で初めてJICAからドミニカ共和国へ派遣されました。

現地のの聴覚障害者たちが必要としていることを指導したり、周りの人たちにも、聞こえなくても同じ人間だ!と、色々と訴えたりして、現地の人たちの「無関心」「あきらめない事」を大きく変えた人だと思います。

聞こえる方の参加が多いと思いますが、聞こえない方もぜひ。

早めに申し込まれるとよいかと思います。


ドミニカ共和国のマイノリティの現状を変える。~マイクロファイナンスによる聴覚障害者の自立を目指して~

廣瀬芽里さん(聴覚障害者)

2013年1月から青年海外協力隊員としてカリブ海のドミニカ共和国に派遣された。

廣瀬さんは、協力隊に参加する前までイタリアで開催されたデフリンピックの通訳や、日本で手話の学校を開き、英国や韓国などから講師を呼び寄せ、外国語の手話を学べるようにした。

2002年には、米国で行われた途上国の優秀な聴覚障害者が大学で学ぶための奨学金を集めるイベントに参加。

世界19ヵ国から集まった聴覚障害者とともに、自転車でロサンゼルスからワシントンDCまで、52日間かけて全米を横断しながら寄付を募ったこともある。

またダスキン障害者リーダー育成海外研修派遣事業に応募した際は、聾者の需要と供給をリサーチするために渡米した経験もお持ちです。

そんな廣瀬さんは、ドミニカ共和国の東部ラ・ロマーナ県にあるNGO「子どもの家」のろう学校で、聴覚障害を持つ子どもたちの指導に当たり、その時の経験を任務完了後、日本に帰国後、各地で講演中。