長野県松本・安曇の中学校で教鞭をとっておられる聴覚障害の教師がいます。
基本的に、全国におられます、教師のみなさんは、それぞれのお住まいの地域での「教育委員会」によって、配置が決まると思います。
「教育委員会」とは、地方公共団体(都道府県、市町村、特別区、一部事務組合)に置かれる行政委員会ということになります。
そして、教育委員会は、文部科学大臣や地方公共団体の長(都道府県知事、市区町村長)、地方議会、より広域のレベルの教育委員会(市区町村教育委員会に対する都道府県教育委員会など)から、様々な法的・政治的な干渉を受けています。
これまで、聴覚障害の教師は、ろう学校(特別支援校)間を異動することが条件というのが、ほとんどでしたが、長野県で普通の学校に自ら何度も志願して異動された教師がおられるということです。
こちらの教師に続いて、もっともっと多くの聴覚障害の教師が普通校に異動して、お互いに学びやすいように配慮してもらいながら教鞭をとるようになればいいですね。
そうすれば、早い内から障害の壁を子供たちが感じなくなると思いますね。
子供たちが、社会人などになった時に、色々なところで聴覚障害者たちに遭遇したときに、どう対応したらいいのかも、会ったことが無い人に比べて自然と早く出来ると思います。
長野県にある松本市立大野川中学には、“聞こえる生徒”を教える、“ろうの教師”がいる。篠原雅哉さんだ。生徒たちは、篠原さんと話す時、口の形をゆっくり見せることが身についている。この秋、篠原さんは担任を受け持つ2年生と、文化祭で合唱を披露することに。生徒たちは、歌に手話を入れようとするが、篠原さんから思いがけぬ言葉を言われて…。聞こえない教師と聞こえる生徒が、共に合唱に挑む、その日々を見つめた。
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